これまで、私たちは、自分のことを無力だと思わされてきたため、常に誰かに教えてもらわないと何もわからないのだと信じてきました。
今までは、宗教を妄信したり、自分だけは真実を知っている、または自分だけは救いの道を示せると宣言している人たちに(世の中にはたくさんいます)ただ従っていくだけでしたが、そういうことをしていては、いつまで経っても、あなたが心から望む覚醒には至りません。
今は、目覚めの時期です。多くの人の意識が闇の中から目覚め、真実を求め始めています。

ただ、生活の糧を得るためだけに毎日の時間や思考を費やすだけではない。
何かもっと人生には深く崇高な意味があるのではないかと思い始めています。
人はかつてそれを知っていましたが、長い眠りの中ですっかり忘れてしまったのです。心の深い深い底で、消えかかっていた薄い記憶の断片に光が当たり始め、その「何か」を思い出したいと、理由のない渇望を感じ始めています。
真実は、誰かではなく、自分の中にあるのです。
そして、誰にでも、自分の現実を創造できる力があるのです。
この世界は、みんなが思っているような確固とした不動のものではなく、私たちは自分の現実を造っているのです。だからこそ、思うように変えることもできます。
ようやくそういうことができる時代になってきたのです。
そのことに気がついた時から、私の人生は大きく変わり始めました。
私にとって、この世界は、堅牢な固い物質でできたものではなく、時にはぐにゃぐにゃと形を変え続ける不安定なものであり、時にはホログラムのように誰かの(特に私の)意識を映写機から映し出したようにしか見えなくなりました。

だからこそ、自分が心で何を思い、何を信じて、どんな気分で過ごすかがとても大切です。
一刻一刻、心にあるものが目の前のスクリーンに投影され現実を造っていくとしたら、不安や恐怖や孤独感といったものは心から放出したくないですよね。
私は、みなさんが自分の現実を創造できることを思い出すために、ワークショップや個人セッションを行っています。こびりついた無力感を払拭し、不安や恐怖を手放し、自分の世界の創造主となれることを思い出してほしいのです。
誰かに決めてもらうのではない。あなたの人生のことは、あなたが決めていいのです。