好奇心と負のスパイラル

happyに生きるために

突然、意味もなく、将来が不安になったり、希望が消えたように感じたり、いつもなら平気でスルーできるような家族や友人の一言で一気に気分が落ち込んだりということがあると思います。

そして、理由もなく自信がなくなっていき、この世界で生きていくことが怖くなったり、これから先の人生にそんなに楽しいことがないようにさえ思えてくることってありませんか?

漠然と「死にたいな」なんてことを思っている自分に気がついてはっとしたりすることも。

この状態を放っておくと、うつ状態になったり、最悪自殺を考え始めたりすることさえあるので、危険です。しかも、原因は本人にないことがほとんどなのです。

わかりやすくするために、たとえ話をします。

ある時、町を歩いていると、公園周辺に警察官がたくさんいました。公園の一角の公衆トイレをぐるりと囲むように、黄色いテープが張り巡らされていました。

こういう場合、正しい対処法は、絶対にその現場を見に行かないことです。できたらすぐに公園から離れることです。なぜなら、そこに残っているネガティブエネルギーを知らないうちに受け取ってしまうからです。なんだろうという好奇心を抱いて近づくのが一番危険です。

しかし、ほとんどの人は好奇心から何が起きたのか知りたくなり、現場を覗き込もうとします。ブルーシートに覆われた人が運び出されてくるのを見てしまったら、事件の真相を知ろうとします。

それを知ることは、自分や家族を同じような危険に遭わないようにするのに役に立つのではと思っているとしたら、逆効果です。

公園で亡くなられた方が、自殺または他殺だとしても、人は複雑な感情に襲われます。自分の好奇心を満たそうとするだけの悪趣味な関心だったことには気づかないまま、じわじわと数日かけて負のスパイラルに絡めとられていきます。

気がつくと、普段はたわいもない家族や友人や上司の態度や言葉に傷つき、そのうち自分は周りに迷惑ばかりかけて生きているのではないかとか、この先の人生を生きていく自信がなくなってきたり、ひどい場合は、漠然と死にたいと考えていることも。

それでも、原因が事件のネガティブエネルギーのせいだと気がつく人はあまりいません。

こういう事件現場を見ることは日本では幸い少ないでしょうが、テレビや新聞やネットは、ネガティブな報道ばかりなので、ニュースを見ていると、この世界はまるで恐ろしいことばかり起きているように感じられます。そして、本当は見る必要のない殺人現場や事故現場を目にしてそこにあるネガティブエネルギーが自分の中に入ってくるのです。

人間は、好奇心の塊です。その好奇心がここまで文明を発展させてきました。しかし、その好奇心はポジティブなことにのみ向けてほしいと思います。

「人の不幸は甘い蜜」と言いきっていた人を知っていますが、ネガティブな事件や友人の不幸な話を好んで知りたがった彼女は、今では解雇と病気と孤独を恐れて生きています。

私はテレビを持っていませんが、ネットでも脅しや恐怖などを煽るサイトは見ません。事件だけでなく、自分を肯定できなくさせるような意図のあるサイトに出会うと、急いで去るようにしています。

映画、ドラマなどのエンターテイメントも、これが自分の心理状態にどういう影響を与えるかを考えながら取捨選択する賢明さを備えてください。

ネガティブエネルギーを排除することは、人生を明るくポジティブに生きていくうえで、意外なほど大切なことなのです。あなたの心を明るくしてくれる人と一緒にいるようにしてください。できるだけ、心をポジティブな感情で満たすと、自然にポジティブな人生が展開していきます。

心にあるものが、あなたの人生に起きるのです。


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